なんにも変わらない

もはや誰が好きなのかわからない

ジョーダンバットが鳴っている 読了

地道に読み進めていた連載「ジョーダンバットが鳴っている」読了。

全26回、リアルタイムに連載を読んでいた人たちがたまらなくうらやましい。とっつーの、ファンを想う気持ちがテーマや文面に現れていたし、伊野尾さんから沼に落ちた身としてはこんなにも自分をさらけ出してくれるアイドルが居たのか!!と、衝撃を受けてもいる。

 

この「ジョーダンバットが鳴っている」は、戸塚さんのことをまだ全然知らないうちから読み始めた。わたしの「戸塚情報」のベースは、この連載。沼に落ちていくには絶好のタイミングだったと思う。記念すべき初回のタイトルが「スパイ大作戦」。

え?スパイ??ジャニーズにスパイとして入ったの?ジャニーズって大体お母さんとかお姉ちゃんが勝手に履歴書送っちゃうもんなんじゃないの?入所前から入所してからのエピソードをこんなに詳しく語ってくれるなんて涙もんだよ。くじけないでくれてありがとう、と本気で思った。

 

続いて第3回が「Mステ事件」。

事件?

気になりすぎるでしょう、なに事件って。ツッコミどころ満載だよ。当時の映像見たら、こりゃ事件と言われてもしょうがない代物だった。Mステなんて新規を獲得するための重要なツールのひとつでしょうから、当時のファンには衝撃映像となり、関係者には「ふざけてる」と思われてしまったんだろう。その真意を語る場があってよかった。

 

読めば読むほど、とっつーのことが知れる最強のエッセイ。

内容もさることながら、文章の構成、言い回し、句読点の使い方にも人柄が出る(大げさか←)。好きすぎて、すべてテキストに起こすという奇行にも走った。そこが生理的に受け付けなかったら、こんなにハマってなかったよ。どうしてくれる!

 

はあー、すき。(思い出し好き)

 

最終回で、文章を生み出すことを”戦い”と言い表すくらい大変な作業だったわけだけど、自分のことをテーマにして2年と少し、毎月本人が書いた文章を読めるというのはとても貴重なことだと思う。その端正なお顔で落としておいて、さらに活字好きな女子をも虜にしてしまうんだから、罪なやつです。

 

またいつか、彼が書く文章が読みたい。今度はリアルタイムで。